栄養士が 『好き嫌いをなくす方法』を 全力で考えてみた。
2016/06/23
愛車がパンクして心がしおれている鵜飼です、こんにちは(^o^)丿
みなさんは、苦手なたべものがありますか?
きっと、誰しもひとつやふたつあるのではないかと思います。
かくいう私もあります
たとえばパクチー
何なんだろうこの存在感のある草は。
パクチーが少しでも入っているとその料理はすべてがパクチー味になる主張の強さ。
日本にはない独特な風味。
好きな人はそれが好きだということは分かるのですが、、、
プーケットを旅行したとき「パクチー抜き」というタイ語を真っ先に覚えたぐらい、私は苦手でした。
でも、やっぱり好き嫌いあるのって人生ソンだよね
そんな想いから、1年半ぐらい前から私の中で急に
『好き嫌いをなくそうキャンペーン』が始まったのでした。(物語口調)
、、、で!!
下の方法を考案し、試してみたところ、なんと苦手なものが食べられるようになりました
栄養学的な観点で、かつ(私にしてはめずらしく)論理的な方法です。
皆さま、ご覧あれ
ステップ① ものすごくお腹が空いているときに食べてみる
栄養学では、人が食べ物を食べたいと思うのには「空腹感」と「食欲」の2つがあると定義しています。
空腹感とは生命を維持するための本能で、食欲は【ある特定の物が食べたい】という欲求。
例えば、「お腹が空いたから、何でもいいから食べたい」と感じるのが空腹感で、
お腹は空いていないのにグルメ番組を見て「うわぁー焼肉おいしそうー食べたいー!」と感じるのが食欲です。
空腹感の方が人の体の中では優先度が高いので、空腹感を利用して苦手なものを克服しちゃおうぜ!
というのがこの項目です。
実際に、大学生の私はのどが渇いているときに当時苦手だったビールを飲むことで、いつの間にか大好きな飲み物になっていました。
好きに、なってしまいました、、、
ステップ②できるだけ美味しい状態で食べてみる
私、ある時気づきました。
好き嫌いって、
○小さいころ給食などで食べて美味しくなかった
○食わず嫌い(見た目含む)
大体このどちらかだということに。
後者は、とりあえず勇気をもって食べてみてね、という話なのでさておき、
切実なのは前者です。
食べたら美味しくなかったから、嫌いになった。
すごく全うな理由ですね。
でもここで皆さんに問いかけたい。
「その時食べたもの、本当に美味しい状態だった?」
給食は栄養価と安全面(食虫毒など)とコストに全力をかけているので、
肝心な【美味しさ】が損なわれていることが多々あります。(給食でなくても同様です。)
そのジレンマが栄養士には常につきまとうわけですが、一旦それは置いておきます。
食べ物ってね、どんなものでも美味しいやつは美味しいんですよ。(誰)
ぜひ、【新鮮なもの】を【出来立て】で、可能であれば【名産地で】食べてみてください。
私はこの方法で、苦手だったサーモンとウニが大好きになりました
地元の栃木は残念なことに海なし県なので、小さいころ私の口に入っていた魚介類は、鮮度が損なわれていたのでしょう。
ステップ③美味しくないと感じたらすぐに食べるのをやめる
基本は上記2ステップの繰り返しですが、
絶対に、無理して食べ続けないでください
「まずい」と感じた記憶は鮮明に残ってしまうので、美味しくないと感じたらその日はそこで終了!
また次回あらためてチャレンジします
人は、いつも食べているものや慣れ親しんだものは美味しく感じるので、
続けていくうちに、だんだん食べられる量が増えてきます。
最終的に一食を通して違和感なく食べられるようになれば大成功
私はこの方法でパクチーの他にミョウガも食べられるようになりました(*^_^*)
いかがでしたでしょうか?
ご自身の好き嫌いはもちろん、お子さまにも効果があるはず
みなさま、是非お試しあれ(゜_゜>)
梅雨の日の鵜飼